ディーエンカレッジをおすすめしたい方
すぐに「就職」や「就学」を目指すのではなく、まずは日常生活を整えたり、将来やりたいことを見つけたり、社会に出る前の準備を自分のペースで進めていきたいという方におすすめです。
ディーエンカレッジの利用者・卒業生の皆さまが、利用することを選んだ理由について紹介します。ご自身にも当てはまるかどうかチェックしてみてください。参考になると思います!
「自立訓練(生活訓練)」は、障害のある方が自立した生活を送るための障害福祉サービスです。
今回の記事では、サービスの概要、対象者、支援内容やプログラム例、利用料金などの基本情報をお伝えしつつ、自立訓練(生活訓練)事業所ディーエンカレッジの現役支援スタッフと利用者の方のリアルな声をあわせて紹介します。




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生活的自立:掃除・料理・洗濯など身の回りのことを自分でおこなう
経済的自立:自分で収入を得て、金銭管理をする
社会的自立:地域社会の一員として責任を持ち、他者との健全な関係性を築ける
精神的自立:自分で判断し決定する(自分の行動や目標を自分の意思で決める)
「自立」と聞いてぱっと思い浮かぶのは、生活的自立と経済的自立だと思いますが、社会で自分の力で生きていくためには、社会的自立と精神的自立を目指すことがとても重要です。
生活スキルの習得だけではなく、社会に出るための「自信」をつけること、自分が「やりたいこと」を見つけることも目指していきます。
「他者からの助けを受けずに生活する」のではなく、「適切に援助を求めること」ができるように、社会資源と繋がっていくためのサポートもおこないます。
具体的なプログラム内容は自立訓練(生活訓練)のサービス内容|プログラム内容で紹介します。

内容:理学療法や作業療法などの身体的リハビリテーションや生活に関する相談・助言等
対象:主に身体障害や難病のある方で、身体的・精神的なサポートが必要な方
通所型:自宅から事業所に通って訓練を受ける
訪問型:通所することが困難な場合に、自宅で訓練を受ける(支援員が訪問)
宿泊型:日中の利用が困難な場合に、夜間の宿泊場所にて訓練を受ける

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パンフレットダウンロード職場や学校を休んでいる、休むか悩んでいる
卒業後の進路が決まっていない
就職したいけど自信がない
生活が安定していない
精神障害、発達障害などの障害による困りごとがある
そんなお悩みのある方が利用することができます。

障害(精神障害、発達障害、知的障害、身体障害等)のある方
原則18~65歳未満の方
自立した生活を営む上で、生活能力の維持や向上のために支援が必要な方

すぐに「就職」や「就学」を目指すのではなく、まずは日常生活を整えたり、将来やりたいことを見つけたり、社会に出る前の準備を自分のペースで進めていきたいという方におすすめです。
ディーエンカレッジの利用者・卒業生の皆さまが、利用することを選んだ理由について紹介します。ご自身にも当てはまるかどうかチェックしてみてください。参考になると思います!



すぐに就職を目指したい方
⇒就労移行支援・就労継続支援
まずは働くための準備をしたい方
⇒自立訓練(生活訓練)
働きはじめる前に、生活を立て直す必要があったり、自分がやりたいこと・得意なことを見極めたかったり準備をしたい方は自立訓練に向いていると言えます。自立訓練を卒業した後に就労移行支援等を利用するケースも多いです。
各障害福祉サービスの違いについては自立訓練(生活訓練)のサービス内容|他の障害福祉サービスとの違いは?で詳しく説明します。
ちなみに、自立訓練を卒業した後の進路として就職以外を選択するケースもあり、専門学校やプログラミングスクール等への進学や資格取得などを目指す方もいらっしゃいます。
就職をもうひとつ先の目標として、まずは自分のやりたいことや将来を考える時間に充てることも可能です。
卒業後の進路については利用期間・頻度とその後の進路|卒業後の進路は?で詳しく紹介します。

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生活習慣(規則正しい睡眠・食事など)
片づけ・身だしなみ・衛生等、自分の身の回りのケア
料理・掃除・洗濯などの家事
医療機関や公共交通機関、福祉サービスなどの利用
体調管理(通院・服薬、運動、ストレス対策、セルフケアなど)
金銭管理(家計・支払い管理・貯金など)
⇒ 一人暮らしを目指したい・生活の基盤を整えたい方におすすめ!

職業訓練(PCスキル等)
就職活動(履歴書作成や面接練習)
ビジネスマナー
⇒ 就職を目指したい方におすすめ!

基本的なコミュニケーションスキル
チームワーク(協調性や役割分担を理解する)
⇒ コミュニケーションに苦手意識がある方におすすめ!

自己理解、障害理解
特性対策、セルフケア
感情のコントロール
⇒ 障害や疾患による困りごとがある方におすすめ!

対象:一般企業で働きたい方
ゴール:一般企業への就職
内容:働くために必要な知識やスキル習得の訓練・サポート

対象:現時点で一般企業での就労が難しい方、支援を受けながら働きたい方
ゴール:安定して働き続ける(一般就労へのキャリアチェンジ)
内容:働く機会の提供、福祉的なサポート

まずは働くための準備をしたい方・生活の自立を目指したい方
⇒自立訓練(生活訓練)
一般企業で働くことを目指したい方
⇒就労移行支援
福祉的なサポートを受けながら安定して働きたい方
⇒就労継続支援




自立訓練(生活訓練)の利用料金は、9割が国と自治体が負担、残りの1割が自己負担です。
さらに、世帯所得に応じて4つの「負担上限月額区分」が設定されており、1か月の利用日数に関わらず、それ以上の負担は生じません。
ディーエンカレッジの利用者の方のうち約9割程度が、自己負担額0円で通所されています。
| 区分 | 世帯の収入状況 | 負担上限月額 |
|---|---|---|
| 生活保護 | 生活保護受給世帯 | 0円 |
| 低所得 | 市町村民税非課税世帯(※注1) | 0円 |
| 一般1 | 市町村民税課税世帯(所得割16万円(※注2)未満) ※入所施設利用者(20歳以上)、グループホーム利用者を除く(※注3) |
9,300円 |
| 一般2 | 上記以外 | 37,200円 |
所得を判断する際の世帯の範囲は以下のとおりです。
18歳以上の障害者(施設に入所する18、19歳を除く):障害のある方とその配偶者
18歳未満の障害児:保護者(扶養義務者)の属する住民基本台帳での世帯
更に詳しく知りたい場合は厚生労働省|障害者の利用者負担よりご確認ください。
市区町村の障害福祉窓口や自立訓練(生活訓練)事業所に利用に関する相談をおこないます。
お近くの事業所は、インターネットで情報を調べることもできますし、障害福祉窓口に紹介してもらうこともできます。
希望する事業所が決まったら、利用相談の問い合わせをしましょう。

利用する自立訓練(生活訓練)事業所を選ぶときには、「自分に合っているかどうか」を見極めることが重要です。
事業所によって、プログラムの特色や参加スタイルはさまざまです。選ぶときのチェックポイントを紹介します。
ご家族の方が事業所選びをするときにも、お子さま本人の意向を聞くことはとても重要です。
事業所や支援スタッフの雰囲気や、プログラムの難易度や内容、個別で過ごせる空間があるかなど、一人ひとり重視するポイントはさまざまですが、体験会を通じて「通うことができそうか」をチェックするのがおすすめです。

生活リズムを整えたい・体調管理を学びたい
⇒セルフケアプログラム
一人暮らしをしたい
⇒生活スキルプログラム
就職を目指したい
⇒就労プログラム
障害との付き合い方を学びたい
⇒障害理解・対策プログラム

支援スケジュール(個々の希望や状況に沿って調整が可能か)
通所の頻度(週何回・1日何時間から利用できるか)
個別支援(集団訓練に参加できないとき等に個別での対応をしてくれるか)

落ち着いたもしくは活発な雰囲気(自分に合う雰囲気か)
支援スタッフの対応(距離感や接し方が適切か)
他の利用者の方の年齢層・障害種別等
個別ブースや休憩スペースの設置

自宅からの距離や交通手段
通所時間や日数(週何回・何時間)の調整ができるか
体調が優れない日等に、在宅支援(リモート訓練や訪問訓練)が受けられるか
卒業後の進路
卒業までの利用期間
利用開始前の困りごと・課題と現在の様子(できるようになったこと等)
外に出る習慣がついた
生活のリズムを整えることにより、体力がついてきた
家以外に、障害のことをさらけだせる居場所ができた
人と話せるようになってきた
色々な体験ができ、自分の可能性が広がったこと
自分が知らないことを学んだり体験できること
利用者さんや自分の障害特性を知れたこと
自分の障害特性の理解
人と接することに慣れること
生活習慣を整えること
コミュニケーション力
生活リズムが整った
物事を簡潔に説明する習慣ができた
自信がついた
人に相談することへのハードルが下がった
人との交流が楽しめるようになった
一般社団法人ファボラボ 代表理事
特定非営利活動法人日本冒険遊び場づくり協会 評議員
公認心理師
NESTA認定キッズコーディネーショントレーナー
発達障害ラーニングサポーター エキスパート
中学校教諭 専修免許状(社会科)
高等学校教諭 専修免許状(地理歴史科)
東京大学大学院教育学研究科 博士課程単位取得満期退学。
通信制高校教諭、障害児の学習支援教室での教材作成・個別指導講師を経て現職。
